子どもの頃よくした、じゃんけんで負けた人が友達のランドセルを全部持って次の電柱まで歩くというゲーム。子どもって容赦ないから、負けは負け。どんなに重くても「とりあえず次の電柱まで」と踏ん張った。今はそんな風にがむしゃらに歩くことはなくなったけれど、あの頃のように目の前のことを素直に受け入れて前に進み続けることって大切だと気付いた。そんな私の頭の中で渦巻く様々な思いを今はとりあえず少しづつ形にしていきたい。

シングルマザーって楽しい! その1

離婚やシングルマザーという言葉はネガティブな要素を多く含んでいるように聞こえるけれど、実際にやってみるとこれが結構楽しい!

なんて書いたら不謹慎だって思われるかもしれないけれど、私は今は本当に、あの時家を飛び出てよかったって思える。当時は身も心も本当にボロボロで、精神安定剤などの薬漬け+泣いてばかりだった。むっ君にあたることもあって、本当にかわいそうな思いをさせてしまった。これはすごく反省していて、心が少し落ち着いてからは彼の心のケアにも力を注いできた。こちらも功を奏して、今むっ君は、とっても明るくて素直で元気な子に戻りつつある。

そんな私の2年半を振り返ると、家を飛び出て、離婚届を出して、仕事をパートから正社員にしてもらい、一つ上のランクの資格を取りつつ、精神科医のもとに通いながら、

 

さらにもう一つ仕事を増やし、時間がある時はむっ君の学校でボランティアとしてクラスに入ってお手伝い。そしてむっ君の学びや心の成長のサポートのお願い行脚や先生との二者面談を重ねる一方で、料理や家事もなるべく手抜きにならないようにととにかくがむしゃらに走ってきた。英語が得意ではないことは日々の業務や勉強に大きく影響する。でも仕事はちゃんとこなしたい。さらにいい母でもありたい。なんて感じで自分で目標を高く掲げてしまったがためにストレスに押しつぶされそうになってた。そりゃ、薬の量も増えるはず。。。

 

ところが去年の年末から3週の間に起こった私の生活の変化によって、私はこの離婚大国オーストラリアの周囲の温かいサポートや公共の支援の充実を改めて実感したり、心にゆとりが出始め、シングルマザーって悪くない!むしろいいかも!と思えるようになった。それに気が付くまで2年かかったのは、短いのか長いのか、それとも標準なのかはわからないけど、気が付いたら自分と周りがもっとよく見えるようになっていた。

悩んでたのは何だったんだ?自分はこんなに幸せなのに。
と思えるようになっていた。

だって私は常に
自分という人間でありながら、かつ、母親でいられるのだから。
これほど単純で基本的なことが見えていなかった私。でもこのことを実感してから急速に心が解放されて地に足が付くような感覚が芽生えてきた。今日も明日も、前に向かって歩けると思えるようになってきた。この3年間何人ものお医者さんから言われていた「運動」もできるようになった。汗をかきたいと思うようになった。

まさしく、ヒトカワむけたのでした。

もしかしたら世の中のシングルペアレントのみなさんにもこの私の経験と気づきを伝えることで何かお役に立てるのではないかと思っている今日この頃。いくつかの回に渡ってそれを書いてみようと改めて思った初秋の夜なのでした。